命草

命草

石垣島の人々は、野草のことを“命草(ぬちぐさ)”と呼びます。
命草には、さまざまな有用性能があることがわかっていて、家族が健康を崩し体に不調が出たとき、また、美容のトラブルを起こしたとき、野草煮出しお茶にして飲ませたり、食事に取り入れてきました。“命草”は石垣島の人々にとって、とても身近で、健康維持にはなくてはならないものなのです。
石垣島の温かな気候は、“命草”が育つためにとても適していますが、残念なことに、台風や強い雨・風の影響をうけやすく、栽培は難しいと言われてきました。しかし今回、農薬不使用にこだわった“マンジェリコン”や”ボルトジンユ”などの野草の栽培に成功しました。毎日多くの人の手を使って虫取りし、生の葉を手でちぎり、異物を取り除き、一枚一枚丁寧に洗い煮出しています。
「石垣島富茶」には“マンジェリコン””ボルトジンユ”の他にもブレンドしている野草がたくさんあります。

  • マンジェリコン
    マンジェリコン
    ブラジル原産のバジルの一種でシソ科植物。寒さに弱い多年草。今まで難しいとされてきた農薬不使用での栽培に成功しました。他の野菜よりも断然多く含まれるカリウムが、身体のコンディションを整えると言われています。その他の有用成分、オイゲノール、エストラゴール、タンニン、バジルカンファー、シトラール、メチルカビコール、チモール、メチルシナマート、樟脳、ゲラニオール、等を含んでいます。石垣の野草の中でも今、大注目の野草です。
  • ポルトジンユ
    ボルトジンユ
    カリウム、カルシウム、リンなどのミネラル成分を豊富に含有する野草で、肉厚で丸味のある葉が特徴です。ボルトジンユに含まれるカリウムが、高いスッキリ効果をもち、カルシウムは体のリズムを高める力があると言われています。また、マンジェリコンと同様に、有用成分のオイゲノールなどを含み、とりわけ甘いもの好きの方の食生活を整える働きがあると言われています。
  • グァバの葉
    グアバ
    葉や果実に、たっぷりとビタミンCやビタミンE、ポリフェノールを含みます。ポリフェノールは体を内側からスッキリさせる還元作用があることが知られています。グアバポリフェノールは、甘い物好きな方の乱れがちな食習慣を整え、体のリズムを高める働きがあります。その他、鉄、リン、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム等の有用成分を含んでいます。
  • クミスクチン
    クミスクチン
    しそ科の多年草。長く突き出した雌しべが猫のひげに似ていることから、マレー語で「猫のひげ」と言う意味でその名がつけられたようです。クミスクチンに含まれるカリウムは、体を内側からスッキリさせてくれます。また、含有するポリフェノールは身体を守る還元作用が高いと言われています。さらに、最近注目されているロズマリン酸を含みます。
  • 月桃
    月桃
    赤ワインの30〜40倍のポリフェノールが含まれ、その還元作用の強さが脚光を浴びている植物です。月桃ポリフェノールは主にタンニン類とフラボノイド類で構成されており、タンニンは食習慣を整え、若々しさを保つ作用もあると言われています。また、フラボノイドはビタミンCとともに美容にすぐれた効果を発揮すると言われ、人気の高い野草です。
  • オオバコ
    オオバコ
    日本全土で目にする多年草で、古くから和漢として利用されてきました。牛乳の3.2倍のカルシウムを含有することから、体を丈夫にするためにも有用だと言われています。また、ビタミンAやビタミンCなどの含有も多く、リフレッシュ効果や、朝からスッキリを促してくれるとも言われています。
  • レモングラス
    レモングラス
    亜熱帯性のイネ科の植物で、葉を折ったり揉んだりするとレモンのような良い香りがします。それはレモンと同じシトラールという香り成分が含まれるからです。レモングラスにはリフレッシュ作用があり、外食が多く食生活が乱れたときにレモングラスのハーブティーがいいのは、身体環境を整えてくれるからなのです。
  • シークヮーサー
    シークワーサー
    沖縄の方言で、「シー」は酸っぱい、「クワーサー」は食べさせるの意味で、疲れた体をリフレッシュさせてくれます。酸味がレモンほど強くない柑橘類で、熟したものは甘くそのままでも美味しくいただけます。有効成分のノビレチンの含有量が高く、また、含まれるクエン酸やビタミンCは身体を活性化させコンディションを整えてくれます。
【データ元】
オオバコ、ボルトジンユ、マンジェリコン、クミスクチン、グアバ、月桃は、一般社団法人日本食品分析センターでの実測データ。
すいか、きゅうり、大根、牛乳、ほうれん草、いわしのデータは、「日本食品標準成分表2010」から引用しました。
【参考文献】
著者名:下地清吉、出版年:2015年、書籍名:琉球薬草誌、出版社:玉城明彦

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